今回は前回の続き、私が前の会社を辞める決心をした時の心境を語りたいと思います。
まずなぜ辞めたか。
1つは前の記事でもお話している通り、トレーラーに興味が出てきたこと。前の会社ではトレーラーがなかったのでここでは乗れないとわかっていた。
2つ目の理由。不安。
仕事の内容は全くこなせないものではなかった。まぁそれなりに無茶な運行もありましたが、それはそれでトラックの運転手なら当たり前だと思い、やっていました。
少なからずこれで生活は成り立っているわけで払うものは払ってそれなりに生活はしていたつもり。
ほぼ寝る時間のない配車の時は走っている運転手仲間がいれば電話で話したり、耳にイヤホンして大音量で音楽を流し車内で走りながら一人カラオケ【大熱唱(笑)】したり、これはこれで楽しいわけだが、ただ時にふと『何歳までこのテンションで行けるのだろう!』そんなことを度々考えるようになっていった。
でもその時の心境と言えば、辞めて新天地に行くことのほうがよっぽど恐ろしいと思っていた。
ただ、将来性のある会社とかそういうことの判断基準とかはよくわからなかったけど、とりあえず話すと長くなるが、色々不安を感じさせる会社だったことは間違いない。
家のローン、家族の生活。少なからず抱えるものは多少なりともあるわけで・・・。
13~14人程の小さな営業所だったが、10年以上勤めていたよく世話になった諸先輩方もほとんど辞めていき、辞めては新人さんが入ってきての繰り返しで気づけば運転手の中で年齢的には1番若かったが社歴が3番目となっていた(笑)
全く誇れる話ではないのは間違いない(笑)
でも結局最後は自分が決めることで自分が納得していればそれでいいと思っている。
他に給料、休み、待遇その他諸々良い会社があったって自分がその会社が好きで納得できるのならそれでいいと思う。
小さな運送会社でアットホームな雰囲気な運送会社で非常に居心地がよく、そんな感じで成り立っている会社もいっぱいある。
ただ自分がいた会社はそういう様な雰囲気ではなかった。
でも自分はどんなに人が辞めてもとりあえずはもうちょいいてみようと思った。
なぜかって。
もちろん別に上司に恩があるとかそんなんじゃなく、ただ辞めるのが恐かったから。
払うものが払えなくなるかもしれないリスクと家族の生活が変わるかもしれないリスク。
これを考えると黙ってここにいることが無難だと自分に言い聞かせていた。
とりあえず一旦辞めることをとどまりけん引免許だけ取りに行こう!
ってことでけん引免許を取った。
その後黙って仕事を続けていても、けん引免許を取ってみると早く辞めてトレーラー所有している会社に行きたいという気持ちが高まってきた。
ここまで来ると不安も大きいけど、最後は勢いだった。
奥さんも内心どう思っていたかはわからないが自分に任せると言ってくれた。
当時娘たちもまだ5才と2才。少なからずこの先このままでいいはずはないと自分でもわかったいた。

ここまで来ると最後は勢いではないが、もし辞めて新天地でダメだったらまた頭下げて戻ってくればいいや!!みたいな感じでした!!
もちろんいきなり経験なしにトレーラーは乗せてもらえないとはわかっていたので、まずは単車から始まってっての流れにはなるとは思っていたが、まぁこれまでの経験があれば少なからず無収入になるってことはないかな?なんて割とそう思い始めるとポジティブに考えられるようになっていきましたね^^
そんな感じで辞めて次に行くと決心しました!!
次回は新天地新しい会社との出会いと迷い。運転手仲間との横のつながりの大切さについてのお話をしようと思います^^
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